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ゴールドマン:米インフレ連動債は買い-金融引き締め保留で

  • 年内のバランスシート縮小完了もインフレ見通しを押し上げている
  • リスクセンチメントや世界成長見通しの改善もTIPS保有後押し

ゴールドマン・サックス・グループは投資家にインフレ連動債購入を勧めている。米金融当局の引き締めサイクルが中断されたことで、物価上昇圧力が高まると見込まれるためだ。

  金融当局が「辛抱強い」政策設定スタンスにシフトしたほか、当局者らが年内にバランスシート縮小を終了させる兆候がみられることから、米インフレ見通しは既に押し上げられ、それがインフレ連動債(TIPS)の価格に表れている。米5年債と同年限のTIPSの利回り格差(ブレークイーブンレート)は2月28日、1.88ポイントと、昨年11月以来の高水準となった。

  ゴールドマンのストラテジスト、ウィリアム・マーシャル氏は28日の顧客向けリポートで、TIPSの「ロングは依然として魅力的だと思われる」とした上で、「辛抱強い金融当局とリスクセンチメントの改善に加え、世界成長見通しについて年初ほど悲観的でなくなったこと、これら全てがTIPS保有の支援材料だ」と説明した。

  マーシャル氏の分析は、ブレークイーブンレートの変動を引き起こし得る年内の季節的影響は現在、TIPSの保有への逆風になっていないことを示した。

原題:Goldman Says U.S. Inflation-Linked Debt a Buy With Fed on Hold(抜粋)

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