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Photographer: David Paul Morris

Gap株が大幅上昇-好業績の「オールドネイビー」分離案を好感

  • これまではオールドネイビーが社全体を支えていた
  • アナリストはスピンオフを賢明な措置と評価、遅過ぎると指摘
An employee hands a customer a shopping bag at an Old Navy Inc. store in San Francisco, California, U.S., on Friday, Dec. 12, 2014.
Photographer: David Paul Morris

衣料品チェーンの米ギャップは2月28日、最も好業績の「オールドネイビー」部門をスピンオフ(事業の分離・独立)する窮余の一策を発表した。これを受け、2月28日の米株式市場の時間外取引で同社株が一時28%余り上昇した。

  発表によると、会社に残るブランドは「ギャップ」「バナナリパブリック」などで年間売上高は約90億ドル(約1兆円)になる見込み。オールドネイビーは80億ドル。

  アナリストはスピンオフを賢明な措置であり、経営難に苦しむギャップがはるか前に検討するべきだったと指摘した。

  WSLストラテジック・リテールのウェンディ・リーブマン最高経営責任者(CEO)は、「とうの昔に分離しておくべきだった。まだしていなかったことに驚く。これ以上、オールドネイビーの力で今後も他の事業を支えるのは難しいだろう」と指摘。「ギャップはオールドネイビーを隠れみのにして、他の事業に根本的改革が急務であることを隠してきた」と説明した。

  低価格のオールドネイビーは安物狙いの顧客の間で人気があったものの、ギャップ・ブランドは実店舗小売りの全般的な販売不振の波にのみ込まれ、苦戦してきた。年末商戦を含む昨年10-12月(第4四半期)の既存店売上高はオールドネイビーが横ばいで、ギャップとバナナリパブリックは共にマイナスだった。

  事業再編の一環として同社は向こう2年間でギャップ・ブランドの230店舗を閉店する。これは6億2500万ドルの売り上げ減を意味する。

原題:Gap Surges on Spinoff Plan for Stronger, Lower-Priced Old Navy(抜粋)

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