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コーエン被告にカザフスタンの銀行が支払い-資金洗浄疑惑の案件巡り

  • BTA銀行は米検察当局と情報を共有していると説明
  • 同行弁護士がコーエン被告の27日の議会証言内容を一部確認

カザフスタンのBTA銀行の弁護士は27日、米国でマネーロンダリング(資金洗浄)されたとみられる同行資金の回収で支援を得るためBTAがトランプ米大統領の元個人弁護士マイケル・コーエン被告に支払いを行ったことを明らかにするとともに、同被告の行為を調査している米検察当局と連絡を取っていると説明した。コーエン被告の議会証言内容を一部確認した形だ。

  BTAの弁護士マシュー・シュワーツ氏が発表した資料によると、BTAは2017年のトランプ大統領就任後にコーエン被告と契約を結んだが、同被告は「価値ある仕事をしなかった」という。同被告をコンサルタントとして起用した理由は「最高の法的資源」を有するとの評判だったが、「すぐに契約を解除した」としている。

  事情に詳しい関係者によると、17年にBTAの行員が知人を介してコーエン被告を紹介され、最終的に180万ドル相当の1年契約が交わされた。同被告は2カ月で30万ドル(約3300万円)を受け取ったが、契約解除後も引き続き支払いを要求してきたという。コーエン被告は27日の下院監視・政府改革委員会での証言でこの取引を初めて明らかにした。

  BTAは元会長が10年以上前に横領したとされる40億ドル余りの資金の行方を世界中で追っている。同行によると、一部の資金は欧米の不動産取引で洗浄された疑いがあり、その中にはニューヨーク・マンハッタンにあるトランプ氏の高級ビル「ソーホー」での3案件が含まれる。

原題:Trump Fixer Cohen Paid by Kazakh Bank for Post-Election Work (1)(抜粋)

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