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超長期債が小幅高、利回り上昇で買い需要ー米朝首脳会談合意なしも

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。最近の利回り上昇で投資家からの買いが入ったことに加え、米朝首脳会談を巡り、予定されていた合意文書の署名式が中止と伝わり、リスク回避の買いも入った。長期金利は朝方の1週間ぶりの高水準から横ばいまで戻した。

  • 新発20年物167回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より一時0.5ベーシスポイント(bp)低い0.415%。新発30年物61回債利回りは0.60%、新発40年物11回債利回りは0.675%と、ともに小幅低下
  • 新発10年物353回債利回りは横ばいのマイナス0.03%。朝方にマイナス0.02%と19日以来の水準まで上昇したが、午後に戻した

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
  • 依然として海外情勢を巡る不透明要因がいろいろあるので、一方向にリスク選好の動きにはなりにくい
  • 高値警戒感などで上値が抑えられても、利回りが大きく上がるという展開にはなりづらい
  • 基本的に下値では押し目買いが待機しているという状況は変わらない

背景

  • 米ホワイトハウスはベトナムのハノイで行われていた米朝首脳会談が予定より早く切り上げられたと発表
  • 日経平均株価は引けにかけて下げ幅を拡大し、前日比0.8%安の2万1385円16銭で終了
  • 東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=110円台後半と、朝方に付けた111円00銭から円高方向に振れた
  • 米10年物国債利回りは時間外取引で2.68%付近から2.66%に低下

2年債入札

  • 最低落札価格は100円50銭5厘、市場の予想中央値と一致
  • 応札倍率5.27倍に低下、テールは6厘に拡大
  • 岡三証の鈴木氏
    • テールが拡大し、応札倍率も低下するなどやや弱めの入札結果
    • 中短期ゾーンに関しては上値の重さが残っている
    • とはいえ、そこそこ無難に消化されており、需要がないという環境でもない
  • 備考:過去の2年債入札の結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.160%-0.030%0.415%0.600%0.675%
前日比+1.0bp+0.5bp 横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp
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