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Photographer: NoSystem images/iStockphoto

米国株が下落、コーエン被告証言や貿易に注目

更新日時
The New York Stock Exchange and surrounding buildings in the Financial District.
Photographer: NoSystem images/iStockphoto

27日の米株式相場は下落。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の発言を受けて、米中が近く包括的な通商合意に達するとの期待が後退した。トランプ米大統領の個人弁護士だったマイケル・コーエン被告の議会証言も注目された。

  • 米国株は下落、米中貿易やコーエン被告発言に注目
  • 米国債は下落、株価が下げ幅縮小で
  • NY原油は1カ月ぶり大幅高、米在庫が急減
  • NY金は3日続落、ドル堅調で-月間の上げ消す

  S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は続落。ライトハイザー代表は中国の経済モデルに「著しい構造的変化」をもたらす合意を米国は求めていると発言。コーエン被告はトランプ氏が大統領就任後に犯罪を犯したと述べた

  S&P500種は前日比0.1%安の2792.38。ダウ平均は72.82ドル(0.3%)下げて25985.16ドル。ナスダック総合指数は0.1%高。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時49分現在、10年債利回りが5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.68%。

  米国債は下落。株価が下げを縮小するのに伴い、一段と下げた。朝方は欧州の中核国債の下落につられた。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏は「新しい情報を得るという意味では、ライトハイザー氏の発言がこの日は最も重要だと思う。コーエン氏の証言はむしろ政治的な見せ物としての色合いが強い」と述べた。

All three major U.S. stock indexes fell on Lighthizer's comments

  ライトハイザー氏の議会証言前から株価は下落基調だった。期待外れの企業決算が新たな向かい風となったほか、アジアで地政学的な緊張が高まったことが背景。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は金融政策と米経済に関して2日目の議会証言を行った。

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。ほぼ1カ月ぶりの大幅高となった。米国の原油輸入が急減し、トランプ米大統領の批判にもかかわらず、石油輸出国機構(OPEC)など産油国が世界の供給引き締めを進めていることが示唆された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は1.44ドル(2.6%)上げて1バレル=56.94ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.18ドル上昇の66.39ドル。

  ニューヨーク金先物は3日続落。月間の上げを消した。ドルの堅調を背景に需要が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は7.30ドル安の1オンス=1321.20ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Fluctuate as Cohen Takes Center Stage: Markets Wrap(抜粋)
USTs Extend Losses as Stocks Rebound; 30Y Lags Into IG Pricing
Oil Surges Most in a Month as U.S. Sees Steep Drop in Imports
PRECIOUS: Gold Erases Month’s Gain as Dollar Firms, Silver Down

(相場を更新し、5-6段落を追加します.)
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