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【NY外為】ドル指数上昇-FRB議長、通商当局者らが議会証言

更新日時
  • 米USTR代表、中国との包括的合意への期待を後退させる発言
  • ドル・円は111円前後、ドル指数は4営業日ぶりに上昇

27日のニューヨーク外国為替市場ではドルがまちまち。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による2日目の議会証言や米中貿易に関する最新動向に加え、トランプ米大統領の政治疑惑といった材料を消化し、ブルームバーグのドル指数は上昇した。

  • ニューヨーク時間午後4時19分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。米国債利回りの上昇や月末の資金フローが影響
    • ドルは主要10通貨に対しまちまち。オーストラリア・ドルやニュージーランド・ドルに対し上昇するも、ポンドに対しては下げが目立つ
  • ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は中国との貿易交渉に関し議会証言
    • 中国による追加の米国製品購入だけでは十分でなく、米は中国に「著しい構造的変化」を求めていると発言、包括的合意への期待を後退させた
    • 中国との通貨を巡る合意の進展についてより慎重な立場を示した
  • パウエル議長は下院金融委員会で、辛抱強いアプローチが正当化されるとの前日の見解を繰り返した
  • トランプ米大統領の個人弁護士だったマイケル・コーエン被告は下院委員会で、トランプ氏について証言
  • ポンドはドルに対し0.4%高の1ポンド=1.3306ドル。7月以来の高値を付ける場面も
    • 欧州連合(EU)離脱関連で英議会はこの日、「合意なき離脱」の回避するとのメイ首相の公約を文書化した修正案を支持
  • ドルは円に対し0.4%高の111円ちょうど。米国債利回りの上昇を背景に、日中高値111円07銭の近辺にとどまった。早い時間には、インドとパキスタンの情勢緊迫化を受けたリスク回避で、下落していた
    • 米朝首脳が2回目の会談にハノイで臨み、成功への期待をにじませたことから、ドルは反発。その後、ライトハイザーUSTR代表の発言を受けて伸び悩んだ
  • ユーロはドルに対し0.2%安の1ユーロ=1.1372ドル。早い時間には上昇していたが、ロンドン時間終了時の広範なドル買いと投機売りに押された

欧州時間の取引

  ドル指数が4営業日続落。背景では、地政学的緊張を受けて円が上昇。合意なきEU離脱への懸念が後退する中、ポンドも値上がりした。

原題:USD Rises as Powell, Lighthizer, Cohen Testify: Inside G-10(抜粋)
Dollar Drops on Month-End Flows, Pound Stays Bid: Inside G-10

(相場を更新し、情報を追加します.)
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