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米トールの受注急減、カリフォルニア州で深刻な冷え込み-株価下落

米高級住宅建設で最大手のトール・ブラザーズは、11-1月(第1四半期)の新築受注が前年同期比で24%減少した。住宅高騰が深刻なカリフォルニア州では、より高価格の家に住み替える需要が冷え込んでいる。

  アナリストは受注の減少率を15%未満と予想していた。だが実際には、27%減を記録した2010年第3四半期以降で最大の下げとなった。

  ブルームバーグインテリジェンスのアナリスト、ドリュー・レディング氏は、利益率の改善は一部の投資家に安心感を与えるが、それも6-9カ月前に結ばれた契約に基づくものだと指摘した。トールが重点を置くカリフォルニア州では、受注が62%減少した。

  27日の米市場でトールの株価は一時、前日比で3.3%下落した。

  レディング氏は電話インタビューで、トールの受注実績は「誰が予想したよりも悪かった」と述べた。「高価格帯の方が低価格帯より軟調なことが如実に表れた。12月に株式市場の変動が大きかったことも影響した。トールの顧客の多くは、月々の給料でなく投資資産で家を購入している」と語った。

Toll Brothers Tumbles

New home orders dropped by most since depths of housing crash in 2010

Source: Bloomberg Intelligence

  トールのダグラス・イヤリー最高経営責任者(CEO)は発表文で、「第1四半期の契約減少については、前年同期との厳しい比較や一部地域での在庫不足、18年後半に始まった業界全体の減速が理由に挙げられる」と述べた。

原題:Toll Brothers Orders Plunge as California Buyers Vanish (1)(抜粋)

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