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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株は小反落、薄商いでもみあう-米国債は高い

更新日時
Monitors display stock market information at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

26日の米株式相場は小幅反落。取引終了1時間前に下げに転じた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言は、市場に好材料を与えなかった。

  • 米国株は小幅安、取引終盤で下げに転じる
  • 米国債は上昇、ドル・円の下落などが支え
  • NY原油ほぼ変わらず、大幅安後で手がかり難との声も
  • NY金は小幅安、1オンス=1328.50ドル

  S&P500種株価指数は薄商いの中をもみあう展開。2800ちょうどの節目で上値を抑えられた。パウエル議長は金融政策の軌道と経済の健全性について議論した。議長が成長にはむらがあるようだと警告したことを受け、S&P500種は下げたが、米金融当局が政策を維持するとの観測を背景に、下げを埋める場面もあった。

  S&P500種は前日比0.1%安の2793.90。ダウ工業株30種平均は33.97ドル(0.1%)下げて26057.98ドル。ナスダック総合指数は0.1%下落。米国債市場では午後4時54分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.64%。

  米国債は日中の高値付近で終えた。全般的なドル安の中、ドルは対円で特に下げた。パウエル議長証言への反応は薄かった。

S&P 500 straddles Monday's close

  LPLファイナンシャルのシニア市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は、S&P500種が「2800の下で値固めしており、次の動きが起きる前に一息入れているようだ」と指摘。「反発局面の楽な部分は終わった。次の10%はもっと難しくなる」と述べた。

  またスワン・グローバル・インベストメンツの創業者、ランディ・スワン氏は、「ここまでずいぶん大きく上昇してきた。昨年12月以降の上昇に、私はかなり感心している」と発言。「様子見のパターンのようだ。次に何が起こるのか見極めるため、良い悪いにかかわらず、経済ニュースを待っている」と話した。

パウエルFRB議長

  ニューヨーク原油先物相場は小幅高。前日はトランプ大統領が石油輸出国機構(OPEC)に圧力をかけたこととから、1カ月ぶりの大幅安だった。トラディション・エナジーのジーン・マクギリアン氏は、「市場は次の手がかりを探している」と述べた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は2セント(0.1%未満)上げて1バレル=55.50ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は45セント上昇の65.21ドル。

  ニューヨーク金先物は小幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.1%安の1オンス=1328.50ドルで終了。

原題:Stocks Close Lower; Pound Gains on May Promise: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Supported Amid Slide in USD/JPY, Strong 7-Yr Auction
Oil Steadies After Biggest Drop in a Month as Trump Presses OPEC

(相場を更新し、第5ー6段落を追加します。.)
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