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【NY外為】ドルが下げ幅拡大、ユーロは一時3週ぶり高値

更新日時
  • 米経済指標は強弱まちまち、米住宅着工件数は低調でドルを圧迫
  • ポンド、対ドルで1.2%高-英EU離脱巡る最新展開で

26日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨の全てに対し下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は金融政策に関し辛抱強いアプローチを取るとあらためて述べた。同日発表の米経済指標は強弱まちまちだった。

  • ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%安。午後に日中安値を更新し、3営業日続落となった
    • オーストラリア・ドルやカナダ・ドルが堅調。月末特有の資金フローと商品相場高が支えに
  • パウエル議長が上院銀行委員会で証言。米経済に関し、一部で「相反するシグナル」が見られ、金利変更について辛抱強くあることは正当化されると判断した、と説明。インフレ圧力が「抑制」される中、米経済は健全だとしたほか、最大のリスクは世界経済の減速だとも述べた
  • 民間調査機関コンファレンスボードの2月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回った一方、昨年12月の米20都市住宅価格指数は4年ぶりの小幅な伸びにとどまり、同月の米住宅着工件数は約2年ぶりの低水準となった
  • ユーロはドルに対し0.3%高の1ユーロ=1.1390ドル。1.14ドル台に乗せて約3週間ぶり高値を付ける場面があった
  • ポンドはドルに対し1.2%高の1ポンド=1.3253ドル。主要10通貨のうち対ドル上昇率が最大となった
    • メイ英首相は欧州連合(EU)への離脱延期要請と合意なしの離脱について採決を実施すると約束
  • ドルは円に対し0.4%安の1ドル=110円59銭。110円43銭で日中安値を付けた。米住宅着工件数の低調さなどが背景
  • トランプ大統領は2回目の米朝首脳会談を前にハノイに到着
  • オーストラリア・ドルは米ドルに対し0.3%高。銅相場がプラスに転じたこと、パラジウムの最高値更新、原油の上昇が背景

欧州時間の取引

  パウエルFRB議長の議会証言を控えた取引で、ドル指数は上下に細かくもみ合った。原油相場の下落が支えになったものの、その影響をポンド高が打ち消した。メイ英首相がEUからの離脱を延期する案を検討しているとの報道を受け、ドルがポンドに対し軟化した。

原題:Dollar Extends Losses, Euro Flirts With 3-Week High: Inside G-10(抜粋)
Dollar Steadies Before Powell, Pound at 4-Week High: Inside G-10

(相場を更新し、情報を追加します.)
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