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コーエン被告、トランプ氏の虚言や差別発言を議会証言へ-関係者

更新日時
  • かつての「弾よけ」弁護士、財務諸表不正の疑いなどを話す意向
  • 虚偽証言で有罪認めたコーエン被告の新たな証言の信頼性も焦点

トランプ米大統領の個人弁護士として長年、公私にわたり同氏を支えてきたマイケル・コーエン被告が、今週議会で証言する。証言の内容に詳しい関係者が匿名で話したところによれば、かつての依頼主には虚言癖があるほか、財務諸表を不正に操作した疑いがあり、たびたび人種差別的な発言を行ったと述べる用意がある。

  同被告はかつて、トランプ氏のために弾よけになる覚悟もあると語っていた。関係者によると、トランプ氏の不適切なビジネス慣行と下品な発言を詳細に説明する見通し。また、犯罪行為や金銭的不正の疑惑に関する主張を裏付ける文書も提出する見込みだ。27日の証言の前であることを理由に関係者が匿名を条件に明らかにした。同被告はコメントを控えている。

  コーエン被告は26日に上院情報特別委員会で数時間にわたり非公開で証言。28日の下院情報特別委員会でも同様の証言を予定しているが、最大のヤマは27日の下院監視・政府改革委員会での公開証言だ。

  トランプ氏が純資産額や保有資産の価値を状況に応じて水増ししたり、あるいは過少に申告したりしたほか、不倫関係にあった女性らへの口止め料支払いに深く関与し、モスクワのトランプ・タワー建設事業について2016年に定期的に状況説明を受けていたとコーエン被告は証言で述べるという。証言内容については、先に米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・タイムズが報じていた。

  同被告が有罪を認めた9つの重罪には、議会で虚偽の証言をしたことが含まれるため、証言の信頼性も問われることになる。ホワイトハウスのサンダース報道官は26日の声明で、「コーエンのようなうそつきで有罪となった人物が発する言葉を真に受ける人がいるのは滑稽であり、作り話を拡散する機会がまた与えられることを痛ましく思う」と批判した。

原題:Cohen Is Said Ready to Accuse Trump of Deceit, Racist Comments(抜粋)

(関係者の話を追加して更新します.)
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