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ECB、現在の政策で景気減速に対応可能-次期チーフエコノミスト

  • ユーロ圏の経済予測、下方修正は「限定的」-レーン氏
  • 欧州経済が「極めてぜい弱な状況」にあるとは考えていない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのレーン・アイルランド中銀総裁は、ユーロ圏経済の予測の下方修正が「限定的」になるとみており、域内経済を導くには現在の金融緩和で十分だとの認識を示した。

  6月にプラート理事の後を継ぎECBチーフエコノミストに就任する見通しのレーン氏は26日、欧州議会の指名承認公聴会で、欧州が「極めて脆弱(ぜいじゃく)な状況」にあるとは考えていないと言明。来週の政策委員会でECBが公表するマクロ経済予測は最近の経済指標の悪化を反映する公算が大きいが、「適度に小さな修正」になるだろうと述べた。

  レーン氏は「経済予測の下方修正は金融政策の正常化が一段と漸進的になることを意味していると、市場は見込んでいる。だが、現在の戦略で対処可能だ」と主張。「賃金には上昇圧力が見られている。従って、時間と共にインフレ改善に導く基調的なメカニズムが依然働いていることに、われわれは引き続き自信を持っている」と論じた。

Limited Slowdown

The euro-area economy is predicted to expand 0.4 percent each quarter of 2019

Source: Eurostat, Bloomberg survey

原題:Lane Says ECB Policy Strategy Can Cope With Current Slowdown (1)(抜粋)

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