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英中銀、EU離脱日前後に流動性を追加供給へ-混乱回避目指す

更新日時
  • ILTRオペ、3月から4月末まで通常の月1回から週1回に増加
  • カーニー総裁:合意なき離脱なら経済成長は大きく下振れへ

イングランド銀行(中央銀行)は、英国の欧州連合(EU)離脱日前後の期間に金融機関に対して流動性を追加供給する計画を明らかにした。混乱が予想されるEU離脱への守りを強化する。

  イングランド銀はインデックス・ロングターム・レポ(ILTR)と呼ばれるオペを、3月12日から4月末までは通常の月1回ではなく、週1回実施する。同中銀はEU離脱の是非が問われた2016年の国民投票の際にもILTRの実施を増やし、金融市場の円滑な機能を確保していた。

  メイ首相が英国のEU離脱を延期や停止する可能性もあるが、英中銀はいかなる場合でも混乱を回避するという意思を行動で示した。カーニー総裁は26日に議会で、追加的な流動性供給は予防的な措置であり、現時点で中銀当局者らは市場に緊張が高まる兆しは見いだしていないと語った。

  ただ、合意なしでEUから離脱することになれば英経済が打撃を受けるのは確実だと言明。「5月に議会証言する際、合意なし、移行期なしの離脱に陥っていれば、経済成長は2月の現時点の予想を大幅に下振れする展開をたどるだろう。保証できる」と述べた。

原題:BOE Steps Up Its Brexit Buffers With Extra Liquidity Plans(抜粋)
BOE Steps Up Brexit Buffers as Carney Presses No-Deal Warning

(第4段落にカーニー総裁の発言をさらに付け足します.)
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