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Photographer: DANIEL ACKER

パラジウムに「バブル」警告-26日も過去最高値更新、年初来22%上昇

  • スポット価格、一時1%高の1558.80ドル-7カ月連続の上昇へ
  • パラジウムはバブルの領域、他の金属に対する価格差大きい-サクソ
Palladium wedding bands are displayed for a photograph in a Fortunoff store in New York.
Photographer: DANIEL ACKER

供給不足を背景としたパラジウム価格の上昇は。まだ止まる気配がない。急激な値上がりのため調整に入る可能性が膨らんでいると警告するアナリストもいるが、26日には再び過去最高値を更新した。

  26日の商品市場でパラジウムのスポット価格は一時1%高の1オンス=1558.80ドルを付けた。年初来で22%上昇しており、2月で7カ月連続の月間上昇を記録する。年初来の上昇率はブルームバーグ商品指数を構成する全てのコモディティーを上回っている。

Palladium heads for biggest monthly gain since November 2016

  パラジウムはガソリン車の排ガス浄化のための触媒として使用される。世界的な供給逼迫(ひっぱく)が続くとの見通しがある上、主要生産国の南アフリカ共和国で鉱山労働者組合がストライキの構えを見せていることが価格を押し上げ、金やプラチナと比べた割高感も強まっている。

  サクソ銀行の商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は電子メールで「パラジウムはバブルの領域に入った。プラチナに対して700ドル近く高いなど、他の金属に対する価格差が過去最高水準に上っている」と指摘。「だが、供給不足の見通しや変わりつつある消費者の需要動向に変化が見られない限り、価格はさらに上昇する可能性がある」との見方を示した。

原題:‘Bubble’ Warning Sounds as 2019’s Hottest Commodity Jumps Again(抜粋)

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