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ドル・円小幅安、米中通商協議の中身を見極めへ-110円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に下落。米中通商協議の進展を好感した前日のリスク選好相場から一転、協議の具体的な中身を見極めるムードが強まった。

  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.2%安の1ドル=110円81銭。111円08銭を高値に、一時110円75銭まで下落
  • ポンドは対ドルで前日比0.3%高の1ポンド=1.3131ドル、対円は0.1%高の1ポンド=145円52銭
前日は200日移動平均線が重しに

市場関係者の見方:

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 前日は米中通商協議の進展への期待でドル・円は上昇したが、実際の米中首脳会談やその結果はどういうものかという中身を待つ状況
  • ここから先は実際に何かが出てくるまでは期待をベースにドル・円の押し目を拾う動きがメインになるのではないか
  • 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の期限延長報道を受けたポンド・円上昇の影響はドル・円の下値を支えそう

三井住友信託銀行マーケット金融ビジネスユニット西日本営業推進チームの西田朋広チーム長

  • 米中通商協議の進展を好感した前日の動きが落ち着き、短期的に株などリスク資産に利益確定の動きが出ていることが重し
  • きょうが2月のスポット末日であるほか、月が変わると本邦企業の決算期末ということで、3月前半までは需給的にドル・円は戻り売りが上値を押さえそう
  • 米中協議で前向きな話が多くなっていることは好感されており、ドル・円の押し目の目線は若干上がりつつある。ブレグジット期限延期の報道もポジティブな材料

背景

  • 米中休戦延長で習主席に一息つく余裕-経済減速への歯止め目指す中
  • 日経平均株価は前日比78円安で取引終了。EミニS&P500先物は時間外取引で0.3%安、米10年国債利回りは1bp低下
  • メイ英首相は、3月29日予定のEUからの離脱を延期し、「合意なき離脱」を回避する案を検討
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