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長期金利が1週間ぶり高水準、日銀買いオペ結果弱く中長期債に売り

更新日時

債券相場は下落。長期金利は1週間ぶりの高水準を付けた。日本銀行がこの日に実施した中期と長期ゾーンを対象とする国債買い入れオペが需給緩和を示唆する結果となったのを受けて、午後に売りが優勢となった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値を0.5ベーシスポイント(bp)上回るマイナス0.025%と、19日以来の高い水準
  • 新発2年債利回りはマイナス0.165%、新発5年債利回りはマイナス0.165%と、ともに約2週間ぶり高水準
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比5銭安の152円80銭。取引開始後に7銭高の152円92銭に上昇したが、午後には152円78銭まで下げる場面があった

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
  • 先週から先物の153円ちょうど、20年債利回りの0.4%が節目との見方が広がり、高値警戒感が根強い
  • 国債買い入れオペでは残存期間1年超3年以下などが弱い結果となった
  • 残存7年以下のカーブがフラット(平たん)なので、2年ゾーンが売られるとその先にも調整が入りやすい
  • ボラティリティーが低く投資家は焦ってはいないが、今週は材料が乏しいので当面の利益を確定しておこうという動きが出やすい

日銀買いオペ

  • 残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、5年超10年以下が対象。金額はいずれも前回オペと同じ
  • 応札倍率は全ゾーンとも前回から上昇し、売り圧力の強さを示唆
  • 備考:日銀オペ結果:残存3-5年の応札倍率が7カ月ぶり高水準
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.165%-0.025%0.420%0.605%0.680%
前日比+0.5bp+0.5bp+0.5bp 横ばい+0.5bp+1.0bp
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