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Photographer: Sascha Kilmer/Moment RF

S&P500は6月末までに最高値へ-米金融当局の姿勢転換で

  • S&P500は年末目標の2950に迫る-UBSのパーカー氏
  • 米中通商協議の好結果や米国と世界経済の回復期待が追い風に
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Photographer: Sascha Kilmer/Moment RF

昨年のクリスマス以降の米株式相場の反騰は息をのむペースだが、ウォール街のアナリストの間のセンチメントも同じスピードで回復しつつある。

  その最新事例がUBSグループのストラテジスト、キース・パーカー氏だ。2019年のS&P500種株価指数予想をブルームバーグの集計で2番目に高い水準としていた同氏は、1月にコンセンサスを下回るレベルにまで大幅下方修正したが、ここにきて6月末まで同指数が最高値を更新し、年末目標の2950に迫るとの見方を示した。同指数は現在、昨年9月に付けた最高値2930を約4%下回る水準にある。

UBS sees Fed pivot helping lift S&P 500 to record highs

  今年は特に米連邦準備制度の政策スタンスなど多くの変化が起きている。昨年12月の相場急落にもかかわらず利上げした当局は、金融政策のスタンスをシフト。今年1月に政策金利を据え置き、当局者らは「辛抱強く」なる姿勢を示唆したことから、利上げを停止し、バランスシート縮小に一段と柔軟に臨む構えだと市場関係者の多くは受け止めた。

  パーカー氏は25日付のリポートで、「一層『辛抱強い』米金融当局の姿勢は、リスクテークのセンチメントへのシフトにつながった」とし、「米金融当局が重要なサーキットブレーカーを提供する中、米中通商協議の好結果や米国と世界経済の回復を見越して米株式相場は第2四半期に最高値を更新すると予想する」と記した。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のサビタ・スブラマニアン氏も今月、米中協議の合意期待に言及。カナコード・ジェニュイティのトニー・ドワイヤー氏は市場のモメンタムの広がりがラリー持続を支える証拠と指摘した。

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原題:UBS Sees S&P 500 Climbing to Record by June Following Fed Pivot(抜粋)

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