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米英金融当局、英離脱後もデリバティブ取引の継続を約束

  • 英中銀、英金融行動監視機構、米商品先物取引委が緊急対応策発表
  • 英国のEU離脱後も英米間の金融面でのつながりを維持する狙い

英国の欧州連合(EU)離脱に伴う混乱を懸念するデリバティブ市場に対し、米英当局は、英国が合意なく離脱した場合にも途切れることなく取引を確実に続けられるよう緊急対策を講じることを約束し、不安の払拭(ふっしょく)を図った。

  イングランド銀行(英中銀)、英金融行動監視機構(FCA)、米商品先物取引委員会(CFTC)のトップは、どのような形であれ英国がEUを離脱した後もスムーズな取引が行えるようにすることを約束した。
  
  監督当局3局は、離脱後の英国と米国の関係について決定事項がないため、EUと米国で締結した既存の合意事項を踏襲する方針を示した。

  カーニー英中銀総裁は25日発表の声明で、「世界最大かつ最も洗練されたデリバティブ市場を抱える国として、米国と英国には市場を堅固で効率的、さらにオープンにしておくべき特別な責任がある」と述べた。

監督当局が考える具体的な対応策として挙げられているのは以下の通り

  • 英中銀、FCA、CFTCは監督業務を巡る協力の合意事項を引き続き更新していく
  • CFTCは米国がEU企業に付与している既存の規制適用除外について、英国がEUを離脱した時点で英国企業にも付与
  • 米国の取引所、企業、クリアリングハウスは引き続き英国でのサービス提供が可能であることを英当局が確認

  ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの関連会社はスワップ執行ファシリティーや多国間トレーディングファシリティーを運営している。

原題:U.S., U.K. Pledge Continuity for Derivatives After Brexit (1)(抜粋)

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