コンテンツにスキップする

バフェット氏のバークシャー、株安で純損益は過去最大の赤字

  • アップル株の下げやクラフト関連の減損損失が響く
  • 株価変動を除いた営業利益は前年同期比71%増加

ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハサウェイの昨年10-12月(第4四半期)の純損益は過去最大の250億ドル(約2兆7700億円)の赤字となった。投資先の評価額の変化を損益に反映させることを義務付けた新たな会計基準が主因。これに伴う影響は大半の企業にとっては比較的小さい額にとどまるが、1700億ドルの株式ポートフォリオを抱えるバークシャーにとっては四半期ごとに損益を大きく左右する要因となる。

  営業利益は前年同期比71%増加した。この数値は株価変動の影響を除いており、バークシャーの基調的な事業の業績を反映するため、バフェット氏はより望ましい指標と見なしている。保険事業の業績改善や鉄道事業の伸び、法人税率の低下などが大幅営業増益につながった。

Key Speakers At The Goldman Sachs 10,000 Small Businesses Summit

ウォーレン・バフェット氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  10-12月期は米株がこの7年余りで最悪のパフォーマンスとなったことが響き、バークシャーの投資損益は276億ドルの赤字となった。同社のポートフォリオで組み入れ比率最大のアップルは同四半期に30%下落した。

  保有する米食品会社クラフト・ハインツの株式に関連する減損損失27億ドルも響いた。クラフトは21日、有名ブランドの一部を含む資産の減損処理費用として154億ドルを計上したことが影響し、10-12月期決算が赤字となったと発表した。

Berkshire's total return underperformed S&P 500 over past decade

原題:Buffett’s Stock Losses and Key Takeaways From Berkshire Results(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE