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日経平均2万1500円回復、米中交渉や米金融政策見直し期待ー輸出高い

更新日時
  • 中国製品への関税引き上げを延期する-トランプ大統領がツイート
  • 低金利と低インフレの今こそ政策を見直す好機ーFRB副議長

25日の東京株式相場は反発。米中の貿易問題が解決に向かうとの期待が高まったほか、米金融政策柔軟化の動きから景気に対する楽観的な見方が広がった。電機や機械など輸出、非鉄金属など素材関連中心に幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比11.35ポイント(0.7%)高の1620.87
  • 日経平均株価は同102円72銭(0.5%)高の2万1528円23銭

  トランプ米大統領は24日、中国との貿易協議に関し「非常に生産的な協議の結果、私は3月1日に予定していた米国の関税引き上げを延期する」とツイートした。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は22日、低金利と低インフレが長期に続いている今の環境こそ、政策の枠組みを見直す好機だとの考えを示した。
  
  内藤証券の田部井美彦投資調査部長は「米中の貿易協議はかなり内容が詰められてきたようだ。両国が譲れないとみられていた知的財産や技術移転の分野でも前進し、意外感がある」と話した。FRBの利上げ打ち止めや資産圧縮の年内終了など金融引き締め政策の方向転換によって「資金が株式市場に戻ってきている」とも同氏は述べた。

25日は約2カ月ぶりに2万1500円台を回復

  米国株高の流れを引き継いだ日経平均は、中国株の大幅高も追い風に2018年12月17日以来約2カ月ぶりに2万1500円台に乗せて終了。次の節目2万2000円を明確に超えるには今は材料不足と田部井氏は指摘し、「6月の20カ国・地域(G20)首脳会合などに向けて日米とも財政政策を伴う新たな経済対策など新しいテーマが必要」とみている。

  • 東証1部33業種は電機、機械など輸出関連、証券・商品先物取引や保険など金融、非鉄金属など素材関連が上昇率上位
  • 石油・石炭製品は下落
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