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米金融当局、保有米国債の平均償還期間の短期化目指す

  • クオールズFRB副議長とクリーブランド連銀総裁が短期化を支持
  • 短期金融市場に大きな影響を及ぼす可能性、短期金利に下押し圧力

米連邦準備制度理事会(FRB)当局者はバランスシート正常化を年内に完了した際に、保有米国債の平均償還年限を短くすることを目指している。

  クオールズFRB副議長(銀行監督担当)とクリーブランド連銀のメスター総裁は18日の週に、こうした方向性を支持する考えを示した。ただ、最終決定は下されていないことも明らかにした。

Fed Vice Chair Randal Quarles Testifies Before House Financial Services Committee

クオールズFRB副議長

写真家:Zach Gibson / Bloomberg

  クオールズ副議長は22日にニューヨークで開かれた金融政策フォーラムで、「総合的に考えて、短めのデュレーションに戻すべきだというのが私の当初の考えだ」と語った。

  FRBがバランスシートにどの証券を保持するかを決めることは投資家にとって極めて重要。FRBのポートフォリオの構成が長めの米国債から短期債にシフトすれば、米財務省が対応して短期債発行を増やさない限り、短期金利に下押し圧力がかかるからだ。

Fed will eventually have to replace MBS with Treasuries

  FRBは現在、米国債の償還資金の再投資でデュレーションを積極的に管理してはおらず、財務省の入札計画に比例した応札を行っているだけだ。メスター総裁は2月19日にデラウェア州ニューアークで、「短期の米国債に傾斜させる」方向性を示し、どの程度の短期債になるかはまだ議論の余地があり決定されていないと述べた。

Bank of France Governor Francois Villeroy de Galhau And Federal Reserve Bank of Cleveland President Loretta Mester Interviewed At GIC Conference

メスター・クリーブランド連銀総裁

写真家:Marlene Awaad / Bloomberg

原題:Fed Leans Toward Shortening Maturity of Its Treasury Holdings(抜粋)

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