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Photographer: Matthew Lloyd

EU、英離脱の21カ月延期検討と当局者-議会の承認得られなければ

  • 複数のEU要人と政府が最大21カ月の離脱延期を支持と当局者
  • 離脱推進派は離脱案への支持を促す戦術と受け止める可能性が高い
The Big Ben clock tower and the Houses of Parliament, left, are seen standing alongside the River Thames and Westminster Bridge in London, U.K., on Wednesday, March 5, 2014. U.K. stocks declined, after the FTSE 100 Index posted its biggest rally in eight months, as investors awaited data on jobs and services from the U.S.
Photographer: Matthew Lloyd

メイ英首相が、欧州連合(EU)と取り決めた離脱合意案を議会で通すことができず、離脱日を延期したいと考える場合、2021年になるまで残留する必要があると首相に伝えることをEU側は検討している。欧州の当局者3人が匿名を条件に明らかにした。

  当局者によれば、複数のEUの要人と政府が、3月29日の離脱予定を最大21カ月延期する案を支持している。英与党保守党内の離脱推進派はこのアイデアについて、メイ首相の離脱案への支持を促す戦術と受け止める可能性が高く、強く反発すると予想される。4番目の欧州当局者は、脅しの戦術のようだと語った。

  経済界が大惨事になると見なす「合意なき離脱」シナリオを回避する手段として、英・EUの当局者は、今やいずれも何らかの延期を想定している。3カ月という短い延期のアイデアが長く取り沙汰されてきたが、これは離脱案を英議会が承認し、成立していない関連法を可決するためにさらに時間が必要な場合のみ有効であり、今の行き詰まりの打開には十分でないとEU当局者は考えているという。

  EU・アラブ連盟首脳会議出席のため24日にエジプトに到着したオーストリアのクルツ首相は記者団に対し、「3月初めまでに離脱案への支持が得られない場合、英離脱を延期することが望ましいと思う。合意なき離脱のシナリオはEUにとって有害であり、英国にとっては極めて有害だからだ」と発言した。

原題:EU Is Said to Mull 21-Month Delay If May Can’t Get Brexit Done(抜粋)

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