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【米国株・国債・商品】株と国債が反発、米中通商協議巡る進展で

  • クラフト・ハインツなど生活必需品株やバークシャーは下げる
  • 中国の劉鶴副首相はワシントン滞在を2日間延長、米中協議

22日の米株式相場は反発。米中通商協議の進展の兆しが好感され、買い優勢となった。米国債も反発、幅広い年限で買いを集めた。

  • 米国株は反発、米中協議の進展伝わり-S&P500種は4週続伸
  • 米国債は反発、10年債利回り2.65%
  • NY原油は反発、米中合意期待やOPEC減産兆候で
  • NY金は反発、上昇トレンド続くとの見方で買い

  S&P500種株価指数は週間ベースでも0.6%高と、4週続伸した。米中通商協議に進展があれば3月1日に設定している関税率引き上げの期限を先延ばしにすることもあり得ると、トランプ米大統領は述べた。22日に終了予定だった米中通商協議の2日間延長が明らかになったことも、S&Pの上げ幅拡大に寄与した。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%高の2792.67。ダウ工業株30種平均は181.18ドル(0.7%)上げて26031.81ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.65%。

  シエラ・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者、テリー・スパス氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米中協議関連のニュースは「当然ながら、おそらく前向きな材料と受け止められるだろう。貿易戦争につながりかねないにらみ合いで進展があるのだから」とコメント。「だが、年初からの相場上昇の大部分は、こうしたニュースをすでに起きたものとして消化し、取り込む動きだ」と指摘した。

  個別銘柄ではクラフト・ハインツが急落。有名ブランドの一部を含む資産の減損処理費用の計上と、米証券取引委員会(SEC)から召喚状を受け取っていたと公表したのが響いた。その他の生活必需品株も連れ安。クラフト株を保有するバークシャー・ハサウェイも下落した。

S&P rallies to a level that's marked intermediate peaks

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米中通商協議の進展や、石油輸出国機構(OPEC)による減産実行の兆しが投資家の注目を集めた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は30セント(0.5%)高の1バレル=57.26ドル。週間ベースでも上昇し、2週続伸となった。ロンドンICEの北海ブレント4月限は5セント上げて67.12ドル。

  ニューヨーク金先物は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.4%高の1332.80ドルで終了。ゴールド・ブリオン・インターナショナルのトレーダー、ジム・ポゴダ氏はリポートで、金強気派は前日と前々日の相場下落に失望したが、その他は「堅調な上昇トレンド内での健全な下げと受け止めた」と指摘した。

原題:U.S. Stocks Rally Amid Trade Talk; Dollar Declines: Markets Wrap(抜粋)
USTs, Eurodollars Rally as Fed Talk Supports Gains Across Curve
Oil Posts Weekly Advance on Trade Talks, OPEC Commitment
PRECIOUS: Platinum Rides Palladium’s Coat-Tails to Weekly Gain

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