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米中通商協議を2日間延長、為替政策で進展-3月にも首脳会談

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米中両国はワシントンで開催している通商協議を予定より延長し、週末にも行う。協議はこれまでのところ為替政策で進展を示したが、米国による関税率引き上げを回避するほどの打開には至っていない。

  今回の協議は22日に終了する予定だったが、中国の交渉団を率いる劉鶴副首相はワシントン滞在を2日間延ばす。トランプ米大統領はホワイトハウスで、協議に進展があれば3月1日に設定している関税率引き上げの期限を1カ月ほど先延ばしすることもあり得ると発言。中国の習近平国家主席と「そう遠くない将来」に会う可能性があるとも述べた。

  トランプ大統領は中国との合意はまとまらない可能性より、まとまる可能性の方が高いとの認識を示した。劉副首相は通訳を通じて、米国との通商合意の公算は非常に大きいと話した。ムニューシン財務長官は米中首脳会談について、トランプ氏がフロリダ州に所有する会員制高級リゾート、マールアラーゴで3月下旬に行う暫定案を詰めていると明らかにした。

  オバマ政権で中国に関してホワイトハウスでアドバイザーを務め、現在ブルッキングス研究所フェローのライアン・ハス氏は「両国が合意到達という目標に向けて努力している」と指摘した。

  通商協議の米代表団を率いるライトハイザー通商代表部(USTR)代表は中国経済に関する構造問題で進展があったが、なお障害に直面していると説明。「われわれには大きなハードルが存在する」と語った。

  ムニューシン長官は為替条項に関して両国が合意に達したと発言。ただ、中国側がそれを完全に順守しない場合に、何らかの影響がある拘束力を伴うコミットメントなのか、中国が公約に従うのを確実にする履行メカニズムが何なのかなど詳細は示されていない。

原題:China Extends U.S. Trade Trip as Tariff-Hike Threat Endures (1)(抜粋)

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