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2月22日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル軟調、米国債利回り低下で-米中通商協議が進展

  22日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨の大半に対して下落。米金融当局者らの発言や米中通商協議の進展に関する報道を受けて、米国債利回りがこの日の最低水準付近で推移したことが手掛かり。この日はカナダ・ドルなど資源国通貨が高い。

  • 米中は通商協議の一環として通貨に関する最終合意に達したと、ムニューシン米財務長官が発言。そうした中、ドルは軟調に推移。一方でオフショア人民元は対ドルで上昇した
    • 米中は通商協議を予定より延長する。トランプ大統領は、協議に進展があれば3月1日に設定している関税率引き上げの期限を1カ月ほど先延ばしすることもあり得ると発言
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長ら金融当局者からハト派寄りの発言が聞かれたことで、米国債相場は全ての年限で上昇、利回りが低下した
  • 資源国通貨は値上がりした
  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下。朝方は一時上昇する場面もあった。週間では0.4%低下
  • ニューヨーク時間午後4時55分現在、ドルは対円で0.1%未満下落し1ドル=110円66銭。対ユーロでは1%未満上昇の1ユーロ=1.1332ドル。

原題:Dollar Down as Yields Slide, China Talks Progress: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株と国債が反発、米中通商協議巡る進展で

  22日の米株式相場は反発。米中通商協議の進展の兆しが好感され、買い優勢となった。米国債も反発、幅広い年限で買いを集めた。

  • 米国株は反発、米中協議の進展伝わり-S&P500種は4週続伸
  • 米国債は反発、10年債利回り2.65%
  • NY原油は反発、米中合意期待やOPEC減産兆候で
  • NY金は反発、上昇トレンド続くとの見方で買い

  S&P500種株価指数は週間ベースでも0.6%高と、4週続伸した。米中通商協議に進展があれば3月1日に設定している関税率引き上げの期限を先延ばしにすることもあり得ると、トランプ米大統領は述べた。22日に終了予定だった米中通商協議の2日間延長が明らかになったことも、S&Pの上げ幅拡大に寄与した。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%高の2792.67。ダウ工業株30種平均は181.18ドル(0.7%)上げて26031.81ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.65%。

  シエラ・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者、テリー・スパス氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米中協議関連のニュースは「当然ながら、おそらく前向きな材料と受け止められるだろう。貿易戦争につながりかねないにらみ合いで進展があるのだから」とコメント。「だが、年初からの相場上昇の大部分は、こうしたニュースをすでに起きたものとして消化し、取り込む動きだ」と指摘した。

  個別銘柄ではクラフト・ハインツが急落。有名ブランドの一部を含む資産の減損処理費用の計上と、米証券取引委員会(SEC)から召喚状を受け取っていたと公表したのが響いた。その他の生活必需品株も連れ安。クラフト株を保有するバークシャー・ハサウェイも下落した。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米中通商協議の進展や、石油輸出国機構(OPEC)による減産実行の兆しが投資家の注目を集めた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は30セント(0.5%)高の1バレル=57.26ドル。週間ベースでも上昇し、2週続伸となった。ロンドンICEの北海ブレント4月限は5セント上げて67.12ドル。

  ニューヨーク金先物は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.4%高の1332.80ドルで終了。ゴールド・ブリオン・インターナショナルのトレーダー、ジム・ポゴダ氏はリポートで、金強気派は前日と前々日の相場下落に失望したが、その他は「堅調な上昇トレンド内での健全な下げと受け止めた」と指摘した。

原題:U.S. Stocks Rally Amid Trade Talk; Dollar Declines: Markets Wrap(抜粋)
USTs, Eurodollars Rally as Fed Talk Supports Gains Across Curve
Oil Posts Weekly Advance on Trade Talks, OPEC Commitment
PRECIOUS: Platinum Rides Palladium’s Coat-Tails to Weekly Gain

◎欧州債:イタリア債は下げ幅縮小、ドイツ債は上昇

  22日の欧州債市場ではイタリア債が下げ幅を縮小。フィッチは同国格付けを見直す。ドイツ債は上昇、10年債利回りは0.10%を下回った。

  • イタリア債のイールドカーブはベアフラット化、ドイツ債との利回り差は6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して276bpとなった
    • フィッチは引け後に格付け見直しを発表する。現在は「BBB」、見通しは「ネガティブ」
  • ドイツ債は上昇、前日の下げを消した。ドイツ債のパフォーマンスはユーロ圏国債を上回った
  • 英国債はドイツ債に対して上げを縮小。EU離脱協定を巡り、英国は来週採決を行う可能性がある
  • ドイツ10年債利回りは3bp下げて0.10%、フランス10年債利回りは3bp下げて0.52%、イタリア10年債利回りは3bp上昇の2.86%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください。

原題:Italian Bonds Pare Losses, Bunds Advance; End-of-Day Curve(抜粋)

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