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クラフト・ハインツ株が過去最安値-ブランド力衰退で巨額減損

更新日時
  • 消費者の嗜好が変化、資産の減損費用1.7兆円
  • 調達慣行巡りSECから書類提出求める召喚状受け取ったと公表

22日の米株式市場で米食品会社クラフト・ハインツ株価が急落した。傘下の有名ブランドの一部を含む資産の減損処理費用として154億ドル(約1兆7000億円)を計上したことが響き、21日発表の2018年10-12月(第4四半期)決算は赤字となった。同社の象徴的ブランドの一部が、消費者の嗜好(しこう)の変化で価値が大きく落ち込んでいることを認めた形だ。

  クラフト株は前日比約28%安と過去最大の下げを記録し、一時34.51ドルと過去最安値を更新。「クラフト」や「オスカーマイヤー」の商標といった資産ののれん代償却に加え、期待外れな10-12月期決算や米証券当局から召喚状を受け取ったことが嫌気された。

Kraft Heinz tumbles on writedown, SEC probe and dividend cut

  10-12月期の純損益は126億ドル(1株当たり10.34ドル)の赤字。調整後の1株損益は黒字だったが、最も弱気なアナリスト予想に届かなかった。クラフトは決算資料で、調達慣行に関する調査を巡り米証券取引委員会(SEC)から書類提供を求める召喚状を昨年受け取ったと公表。社外弁護士の協力で行った調査の結果、売上原価を2500万ドル増額修正したことも明らかにした。

  同社は四半期配当を1株当たり40セントに引き下げた。従来は62.5セントだった。同社の配当性向は米加工食品業界で最も高かった。

  22日はネスレやユニリーバなど、欧州食品大手の株価も連れ安となった。

原題:Kraft Heinz Plunges to Record Low on Writedown of Brands’ Value(抜粋)

(22日の株価動向と第5段落を追加、チャート画像を差し替えます.)
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