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中国の華為、カナダでの増員・投資拡大を表明-外交関係きしむ中で

  • 逮捕された華為CFO、米国への身柄引き渡し巡る判断を待つ
  • 中国はカナダ人2人を安全保障巡る捜査対象だとして拘束

中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の幹部がカナダで逮捕され、両国の外交関係がきしむ中で、同社はカナダで従業員を増やし、新たな研究に投資する方針を示した。

  華為カナダ部門のエリック・リ社長は21日、トロントで中国本社の梁華会長と共にこうした追加投資などの措置を発表した。華為側は新たに研究開発で人員を200人増やし、カナダでの年間研究支出を約2500万カナダ・ドル(約21億円)拡大すると表明した。

  今回の措置は華為に対する中国政府の影響力についてカナダ側の懸念を和らげようとする取り組みとみられる。米国の要請を受けカナダが昨年12月に逮捕した華為の孟晩舟最高財務責任者(CFO)は保釈が認められた後、バンクーバーの自宅で監視下に置かれている。カナダは米国が求める身柄引き渡しの手続きを始めるかどうかの判断を来月1日までに示す。孟CFOが次にバンクーバーの裁判所に出廷するのは3月6日の予定。

  カナダのトルドー政権はまた、自国の第5世代(5G)移動通信ネットワーク構築で華為製品を禁止するかどうか検討中。孟CFO逮捕後、中国は国家安全保障を巡る捜査対象だとして中国国内で2人のカナダ人を拘束。トルドー首相は恣意(しい)的な拘束だとして、国際社会に支援を呼び掛け、中国側に解放を求めている。

原題:Huawei Ramps Up Investment in Canada as CFO Awaits Extradition(抜粋)

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