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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国、株式相場支援に方向転換-規制強化の昨年から様変わり

  • 時価総額は1月以降で約104兆円拡大-全人代にも期待感
  • 貿易戦争やデフォルトなど、市場が動揺した昨年から様相が一変
A pedestrian walks along an elevated walkway in the Lujiazui Financial District in Shanghai, China, on Monday, Sept. 4, 2017. The Chinese central bank's tight leash on liquidity is straining the bond market, with the benchmark sovereign yield climbing to near the highest level since April 2015.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

昨年は規制を強化していた中国当局が、緩和方向へと急速にかじを切っている。規制リスクに事欠かない本土の投資家にとっては意外な方向転換となっている。

  中国当局による支援策で今年1月以降、同国株の時価総額は9400億ドル(約104兆円)拡大。昨年は規制強化などに苦しんだ金融や消費者、医薬品、太陽光発電、教育、ゲームセクターが軒並み値上がりしている。来月開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、減税拡大計画など追加策が議論されるとの期待感が広がっている。

  貿易戦争や記録的なデフォルト(債務不履行)、景気減速などに規制強化が加わり、市場が動揺した昨年からは様相が一変している。2018年の上海総合指数は約25%安と、世界の主要株価指数でも下げが目立ち、金融危機以降で最も下落幅が大きくなった。

  広東小禹投資管理のマネジングディレクター、黎仕禹氏は「中国は軒並み180度方向転換しており、国内業界に大きな打撃を与えた昨年の判断の埋め合わせをする形になっている」と指摘。「指導部は景気減速を受けて政策の微調整が必要だと認識するに至った」と話した。

Chinese stocks are rebounding across industries

原題:Beijing Is Shifting Gears to Support Stocks After 2018 Disaster(抜粋)

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