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ポーランドのカーリース会社の買収合戦激化、日立キャピ再引き上げ

  • 日立キャピは2回目の条件引き上げ、ポレンとPKOの提示額上回る
  • PCMの債務問題が買い手にチャンスを生み出す

自動車リースなどを手掛けるポーランド企業、プライム・カー・マネジメント(PCM)を巡る買収合戦が活発化している。

  日立キャピタルは21日、PCMに対する買収価格を1株当たり22.25ズロチに引き上げた。前日にはロンドンに拠点を置くプライベート・エクイティー(PE、未公開株)投資会社ポレン・ストリート・キャピタルが同20ズロチの買収案を提示した。

  日立キャピタルの新たな提案は、PCMを2億6200万ズロチ(約76億円)と評価するもので、2月22日に失効する。日立キャピタルの条件引き上げはこれが2回目で、当初は1株当たり12.09ズロチで買収提案し、その後18.05ズロチに引き上げていた。ポレン・ストリートの提案は4月15日まで有効。ポーランドの銀行、PKOバンク・ポルスキのリース部門による提案は1株当たり11.38ズロチで、2月25日に失効する。

  これら3件の買収提案はいずれもPCMを全面買収して上場廃止することを目指している。

  PCMの株価は日立キャピタルの新たな提案を受けて一時8.3%上昇し、22.1ズロチを付けた。ポレン・ストリートの20日の買収提案後には13%の大幅高を演じていた。PCMの既存株主のほとんどは2014年に新規株式公開(IPO)で1株当たり44ズロチで購入したか、その翌年に同42ズロチで取得していた。以来、PCMによる急成長戦略と寛大な配当政策は債務の増大でつまずいている。同社の債務はこの4年間で約3倍に拡大している。

PCM shares gain in bidding war

原題:Bidding War for Troubled Polish Auto-Leasing Firm Heats Up (1)(抜粋)

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