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超長期債が下落、フラット化の修正売りで-長期金利は一時今年最低に

更新日時

債券市場では超長期債相場が下落。前日に超長期ゾーン主導で利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだ反動の売りが出た。一方、日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペで需給の引き締まりが示されたことを受けて、長期金利は今年の最低水準に並ぶ場面があった。

  • 新発30年物61回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)高い0.575%。新発40年物11回債利回りは1bp高い0.645%
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比横ばいの152円90銭。一時は153円00銭まで上昇
  • 新発10年物353回債利回りは一時マイナス0.05%と、1月4日以来の水準に低下

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長
  • 超長期債はフラット化の修正が入りやすい金利水準の上、来週の流動性供給入札に向けて利益確定の売りが出た
  • 一方、30年など超長期ゾーンの利回りをコントロールすることは困難で市場に任せた方がいいと思われ、日銀オペはいつ減額されてもおかしくないが、今日は変更なしで期待外れ

日銀買いオペ

  • 買い入れ額は5-10年が4300億円、10-25年が1800億円、25年超が500億円、物価連動債が250億円と、いずれも前回と同額
  • 応札倍率は物価連動債を除く全ゾーンで前回から低下
  • SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト
    • オペ結果は特に20年ゾーンがしっかりで売りにくくなっている
  • 備考:過去のオペ結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.180%-0.180%-0.045%0.395%0.575%0.645%
前日比+0.5bp 横ばい 横ばい-0.5bp+1.0bp+1.0bp
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