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2月21日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルが小幅高、米国債利回り上昇で-円は小高い

  21日のニューヨーク外国為替市場ではドルが円以外の主要10通貨に対して上げた。米国債利回りの上昇を好感してドル買いが入った。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。米中通商協議が続く中、中国は米国からの農産品輸入額を年間300億ドル(約3兆3200億円)増やす計画を提案していると、関係者が明らかにした
  • ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.1%安の1ドル=110円70銭。対ユーロではほぼ変わらずの1ユーロ=1.1336ドル。ポンドは対ドルで0.1%安の1ポンド=1.3043ドル
  • フィラデルフィア連銀景況指数は2016年5月以来の低水準となり、耐久財受注と中古住宅販売件数は予想を下回った。一方、失業保険申請件数は予想より少なく、マークイット米サービス業PMIは上昇
  • アトランタ連銀のボスティック総裁は、 物価圧力がこれまでのところ回復していないものの、失業率の一層の低下が米国を「高圧経済」に追い込む可能性があると述べた。セントルイス連銀のブラード総裁は「基本シナリオは、金利が現行水準にとどまるというものだ」と語った
  • 中国・大連港の税関当局がオーストラリアからの石炭輸入を禁止したとの報道を受け、豪ドルは下落。オーストラリアのフライデンバーグ財務相が同報道を否定すると、下げ渋った
  • 英国の欧州連合(EU)離脱を巡る協議は合意なく終わったが、EUはメイ首相が離脱の3カ月延期を要請すると見込んでいるとの報道が流れた

原題:Dollar Gains as Treasury Yields Rise, Aussie Swings: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が反落、国債も下落-経済・貿易を注視

  21日の米株式相場は薄商いの中を反落。経済成長への懸念が広がったほか、世界貿易を巡る最新動向が注目された。米国債は下落。長期物を中心に売りが膨らんだ。

  • 米国株は反落、アルファベットやJ&Jが安い
  • 米国債は下落、10年債利回り2.69%
  • NY原油は7日ぶり下落、米在庫・生産が増加
  • NY金は下落、リスク選好の高まり反映-利益確定売り

  S&P500種株価指数は4営業日ぶりに下落。欧州と米国で市場予想を下回る経済指標が続いたことから、世界経済への懸念が再燃した。ユーチューブの広告に関する問題が広がるなか、グーグル親会社のアルファベットが下落。ジョンソン・エンド・ジョンソンがベビーパウダーを巡り連邦検察から召喚状を受けたことを受け、ヘルスケア関連も安い。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%安の2774.88。ダウ工業株30種平均は103.81ドル(0.4%)下げて25850.63ドル。ナスダック総合指数は0.4%低下。ニューヨーク時間午後4時52分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.69%。

  ニューヨーク原油先物相場は7営業日ぶりの下落。米エネルギー情報局(EIA)の統計で、原油の在庫と生産がともに増えたことが明らかになった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は20セント(0.4%)安の1バレル=56.96ドル。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1セント下げて67.07ドル。

  ニューヨーク金先物は下落。米中通商協議が順調だとのムードが広がり、「トレーダーと投資家はリスク選好を少しは強められるようになった」と、キトコのシニアアナリスト、ジム・ウィコフ氏は顧客向けリポートで指摘。このところの相場上昇を受けて利益確定の売りが出たとも述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.5%安の1327.80ドルで終了。

  BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「この日発表された一連の指標を含め、誰の予想よりもかなり弱い数字が多いのは明白だ」とコメント。「ストラテジストは、世界の指標が一時的に弱くなっているだけなのかを見極めようとしている。こうした状況が続くかどうかを確認しなくてはならない」と語った。

  10年債利回りは2.69%台に上昇。米国が中国製品の関税を引き上げる期限の3月1日を前に、米中通商協議の進展を巡ってまちまちな内容が伝わった。

  米国債市場ではこのほか、30年債利回りが5bp上昇し、昨年11月以降で初めて50日移動平均線を上回った。
原題:U.S. Stocks Decline; Bonds Fall, Dollar Rises: Markets Wrap(抜粋)
USTs Bear Steepen; Long End Trades Heavy as IG Deals Ramp Up
Crude Dragged Lower as U.S. Production Hits Record, Equities Dip
PRECIOUS: Palladium Pulls Back After Hitting Record Above $1,500

◎欧州債:ドイツ債は下落、2週間ぶり安値にーイタリア債上昇

  21日の欧州債はイタリア債が上昇。日中高値からは上げを縮めた。ドイツ債は下落、約2週間ぶりの安値を付けた。同国の総合PMIが予想を上回ったことが材料視された。

  • イタリア債のイールドカーブは10年債までブルフラット化。株価指数のFTSE・MIBは軟調だった。フィッチは22日にイタリアの格付けの見直しを発表する。現在は発行体デフォルト格付けが「BBB」、見通しは「ネガティブ」
  • ドイツ債のイールドカーブは10年債にかけてベアスティープ化。10年債利回りは一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇と、1月9日以来の上げ幅だった
  • ドイツ10年債利回りは3bp上げて0.13%。フランス10年債利回りは2bp上げて0.55%、イタリア10年債利回りは2bp下げて2.83%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Rise, Bunds Slump; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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