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Photographer: John Taggart/

米国株が反落、国債も下落-世界経済や貿易を注視

更新日時
  • 世界経済への懸念が再燃、欧州・米国の指標が市場予想下回り
  • 米国債は長期物を中心に下落、30年債利回りが5bp上昇
Pedestrians walk past the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: John Taggart/

21日の米株式相場は薄商いの中を反落。経済成長への懸念が広がったほか、世界貿易を巡る最新動向が注目された。米国債は下落。長期物を中心に売りが膨らんだ。

  • 米国株は反落、アルファベットやJ&Jが安い
  • 米国債は下落、10年債利回り2.69%
  • NY原油は7日ぶり下落、米在庫・生産が増加
  • NY金は下落、リスク選好の高まり反映-利益確定売り

  S&P500種株価指数は4営業日ぶりに下落。欧州と米国で市場予想を下回る経済指標が続いたことから、世界経済への懸念が再燃した。ユーチューブの広告に関する問題が広がるなか、グーグル親会社のアルファベットが下落。ジョンソン・エンド・ジョンソンがベビーパウダーを巡り連邦検察から召喚状を受けたことを受け、ヘルスケア関連も安い。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%安の2774.88。ダウ工業株30種平均は103.81ドル(0.4%)下げて25850.63ドル。ナスダック総合指数は0.4%低下。ニューヨーク時間午後4時52分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.69%。

  ニューヨーク原油先物相場は7営業日ぶりの下落。米エネルギー情報局(EIA)の統計で、原油の在庫と生産がともに増えたことが明らかになった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は20セント(0.4%)安の1バレル=56.96ドル。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1セント下げて67.07ドル。

  ニューヨーク金先物は下落。米中通商協議が順調だとのムードが広がり、「トレーダーと投資家はリスク選好を少しは強められるようになった」と、キトコのシニアアナリスト、ジム・ウィコフ氏は顧客向けリポートで指摘。このところの相場上昇を受けて利益確定の売りが出たとも述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.5%安の1327.80ドルで終了。

  BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「この日発表された一連の指標を含め、誰の予想よりもかなり弱い数字が多いのは明白だ」とコメント。「ストラテジストは、世界の指標が一時的に弱くなっているだけなのかを見極めようとしている。こうした状況が続くかどうかを確認しなくてはならない」と語った。

  10年債利回りは2.69%台に上昇。米国が中国製品の関税を引き上げる期限の3月1日を前に、米中通商協議の進展を巡ってまちまちな内容が伝わった。

  米国債市場ではこのほか、30年債利回りが5bp上昇し、昨年11月以降で初めて50日移動平均線を上回った。

原題:U.S. Stocks Decline; Bonds Fall, Dollar Rises: Markets Wrap(抜粋)
USTs Bear Steepen; Long End Trades Heavy as IG Deals Ramp Up
Crude Dragged Lower as U.S. Production Hits Record, Equities Dip
PRECIOUS: Palladium Pulls Back After Hitting Record Above $1,500

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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