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GAM、不正疑惑渦中の運用者を解雇-資金流出後の信頼回復目指す

スイスの資産運用会社GAMホールディングは、不正疑惑の渦中にある債券運用者のティム・ヘイウッド氏を解雇した。問題の発覚でGAMの運用資産は急減し、ヘイウッド氏は職務停止となっていた。

  GAMによると投資家の資金引き揚げが進み、同社の運用資産は昨年の11月末以降に30億スイス・フラン(約3320億円)近く減少。同社は中・長期の財務目標を取り下げた。

  同社は「甚だしい不正行為」を働いたとしてヘイウッド氏を解雇。投資家は昨年6月末以降、GAMから約163億ドルを引き揚げており、ヘイウッド氏が職務停止となってから同社株は約70%下落している。GAMは従業員の10%削減を進めているほか、同社取締役会は幹部向けのボーナス留保金を約3分の1に減らすことを提案した。

  3カ月前に暫定最高経営責任者(CEO)に就任したデービッド・ジェイコブ氏は、人員削減やチーム統合を進めてきた。しかし最大の課題はファンドからの資金引き揚げに歯止めを掛けることであり、早期に実行できる保証はない。

  ジェイコブ氏は21日のインタビューで、「顧客の信頼を取り戻さなくてはならない」と発言。「資金はいつ純流入に戻るだろうか。1年ほどでそうなるよう願うが、それは業界次第だ」と述べた。

原題:GAM Ousts Tim Haywood After Scandal Triggers Plunge in Assets(抜粋)
GAM’s CEO Is in Damage Control Seven Months After Troubles Began

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