コンテンツにスキップする
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

M&A仲介のストライク、「即戦力採用」でおなじみビズリーチと連携

  • 後継者問題を抱えるM&Aで経営者人材の採用支援サービスを提供
  • 18年度のストライク仲介案件のうち約6割が事業承継型
A morning commuter waits to cross a road in front of Tokyo Station in Tokyo, Japan, on Jan. 4, 2019. Japanese stocks dropped on the first trading day of 2019, as Apple Inc.’s outlook cut and weak economic data from the U.S. and China intensified global growth concerns.
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

企業の合併・買収(M&A)仲介サービスのストライクは21日から、人材サービスのビズリーチと連携し、M&Aに伴う経営幹部の採用支援サービスを開始した。適切な後継者がいないために事業を売却する場合に、買い手側も適切な経営者を見つけられず買収を断念するケースが増えており、有望な人材との接点を広げてM&A案件の取扱数拡大を目指す。

  ブルームバーグが入手したストライクの社内文書によると、同社が後継者難の中小企業などの買収を検討する顧客向けに経営幹部クラスの登録者を多数抱えるビズリーチを紹介する。ストライクの広報担当は電子メールで文書の内容を確認した。

  ストライクの仲介先は売上高1-100億円程度の中小企業が中心。2018年8月期の仲介実績88件のうち、約6割を後継者の不在などに由来する事業承継型M&Aが占めた。東京商工リサーチの調査によると、18年に休廃業・解散した企業数は4万6724件と記録のある00年以降で最多。こうした企業の代表者の年齢は60代以上が8割超で、同社は「高齢化による事業承継難」を社会的課題と捉えている。

  ストライクは1997年に荒井邦彦社長が創業、インターネットを活用したM&Aの仲介サービスに強みを持つ。ビズリーチは09年に元モルガン・スタンレーの南壮一郎社長が創業、年収800万円程度のハイクラス人材に特化した会員制求人サイトなどを運営する。「即戦力採用」を掲げたテレビCMで知られる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE