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モルガンSウェルス:米中貿易摩擦巡る市場の楽観は行き過ぎ

  • 大豆や半導体、S&P500種のボラティリティー指標は軒並み低い
  • ベールに隠されているが、増大しているリスクと警鐘鳴らす

米中の貿易問題に対する市場の反応は楽観的過ぎるかもしれない。モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントがこう指摘した。

  スコット・ヘルフスタイン氏らストラテジストチームは19日のリポートで、米中協議の一段の悪化がなおリスク要因として残るにもかかわらず、貿易関連ニュースの影響を受けやすいと考えられる一部資産のインプライドボラティリティー(予想変動率)は低下していると指摘した。

  その上で「貿易協議を巡る先行き不透明感が根強いにもかかわらず、大豆や半導体、S&P500種株価指数の価格変動の確率は軒並み数カ月ぶりの低水準になっている」と説明。「市場は米中協議にあまりにも楽観的、あるいは激しくなる一方だったレトリックの一時的な落ち着きをポジティブに解釈している」とリポートに記した。

Stocks seem unconcerned about potential trade risk, MSWM says

  ヘルフスタイン氏らは「貿易による影響を受けやすい資産の相対的なボラティリティー分析は、通商関係の一段の悪化を市場が必ずしも心配していないことを示している」とした上で、「ベールに隠されているが、増大しているリスクだ」と警鐘を鳴らした。

原題:Morgan Stanley Wealth Says Markets Too Complacent About Trade(抜粋)

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