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クレディS:アジア上級バンカーに賞与返還求める、退社なら-関係者

  • ボーナス受け取り後1年以内に退社の場合、大部分の返還が必要
  • それ以降は1年ごとに、返還が必要な部分は3分の1ずつ減る

クレディ・スイス・グループは最近、「黄金の手錠」と呼ばれる転職防止優遇措置の条件を一部の最上級バンカー向けに厳格化した。

  事情に詳しい関係者によると、クレディ・スイスは、受け取り後3年以内に退社した場合には2018年の現金ボーナスの一部を返還するよう、アジアのマネージングディレクターの一部に強制する方針。部外秘情報だとして匿名を条件に述べた関係者らによると、現金ボーナスは今後数週間に全額支払われる。

  また、米国で最も高報酬の投資銀行バンカーについてはボーナスの繰り延べ支払い部分を増やす。支払いスケジュールを欧州に近づけるためだと関係者2人が述べた。クレディ・スイスの広報担当者はコメントを控えた。

  同行がアジアでボーナス規則を厳格化する理由は不明。ただ、増えつつある超富裕層を顧客とする花形プライベートバンカーの獲得競争が激しい同地域で、現金ボーナス返還規則が移籍の歯止めとなる公算は大きい。返還の可能性を残すことで、現金ボーナスの一部について費用計上を遅らせることも可能になると関係者2人が述べた。

  関係者によると、ボーナス受け取り後1年以内に退社したアジアの上級バンカーは大部分を返還しなければならない。それ以降は1年ごとに、返還しなければならない部分が3分の1ずつ減るという。

原題:Credit Suisse Said to Impose Cash Cost on Asia Bankers Who Quit(抜粋)

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