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FOMC議事要旨:保有資産の縮小、年内停止で幅広く認識一致

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Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C., U.S.
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C., U.S. Photographer: Joshua Roberts
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C., U.S.
Photographer: Joshua Roberts

米連邦準備制度理事会(FRB)が20日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)会合(1月29-30日)の議事要旨では、金融当局のバランスシート縮小を年内に停止することで当局者の認識が幅広く一致したことが示された。一方、年内の追加利上げの是非については明確な見解が示されなかった。

  議事要旨では、「ほぼ全ての参加者が、当局保有資産の縮小を年内に停止する計画をそう遠くない将来に発表するのが望ましいとの考えを示した」と記された。

  また「そうした発表を行えば、当局が保有するバランスシートの規模正常化について、完了に向けたプロセスに一層の確実性をもたらす」と指摘した。

  FOMCは1月の声明で「辛抱強くなる」として、利上げ停止や、バランスシート縮小に関してより柔軟になる用意があることを示唆した。今回の議事要旨は、そのハト派寄りのメッセージについて説明を加えた格好。

  議事要旨では「不確実性が後退した場合、委員会は金融政策に関する『辛抱強い』との表現を見直す必要が生じ、声明で異なる文言が使用される可能性があるとの認識を多くの参加者が示した」と記された。

  政策金利については、「フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを年内どのように調整するのが適切か、まだ明確になっていないと多くの参加者が示唆した」と記された。

  幾人かは「インフレ率が基本見通しを上回った場合に限り」、利上げが必要になる可能性があるとした一方、経済が予想通りに展開した場合は年内の利上げが適切になると指摘する当局者も幾人かいた。

  議事要旨では、当局者らは持続的な景気拡大と力強い労働市場、2%の目標付近でのインフレ率を引き続き予想した一方、「最新の情報を評価しながらリスクを管理する方法として、辛抱強い、かつ柔軟なアプローチを採用することが現時点では適切だ」とされた。

原題:Fed Eyes Ending Asset Runoff in 2019 Amid Clouded Rate Path (2)(抜粋)

(第5、8段落に議事要旨の内容を追加し、更新します.)
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