コンテンツにスキップする
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

「業績リセッション」は恐るるに足らず-クレディSとゴールドマン

  • 「一部の特に大きな企業が予想をゆがませている」ーゴラブ氏
  • 弱さの要因は好転へ、10-12月の回復を支えるとコスティン氏
The DAX Index curve sits on display inside the Frankfurt Stock Exchange, operated by Deutsche Boerse AG, in Frankfurt, Germany, on Wednesday, Jan. 16, 2019. European investors shook off the rejection of U.K. Prime Minister Theresa May’s Brexit deal in parliament ahead of a confidence vote, opening higher after mixed markets in Asia, and gains in the U.S.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

米国株式会社の「業績リセッション」が懸念されているが、ゴールドマン・サックスとクレディ・スイスは、恐るるに足らずとの見解だ。

  S&P500種構成企業の1-3月(第1四半期)は3年ぶりの減益になると見込まれており、4-6月(第2四半期)も減益の公算が大きい。利益低迷が長期にわたれば昨年のクリスマス以降18%に達した米株相場上昇がとん挫しかねない。

  しかしゴールドマンのストラテジストらは、そうした脅威はさほど大きくはないと言う。S&P500種構成企業の1株利益合計の中で大きな割合を占めるアップルなどの大企業が、指数全体の減益の主因だからだと説明した。また、個々の企業の1-3月予想利益で見ると、構成企業の中央値で3.6%の増益だとクレディ・スイスのデータが示した。全体では0.7%の減益が予想されている。

relates to 「業績リセッション」は恐るるに足らず-クレディSとゴールドマン

  クレディ・スイスの米株チーフストラテジスト、ジョナサン・ゴラブ氏は18日のリポートで「企業利益についてリセッションという言葉を使う人が多いが、個々のデータを検証するとより穏やかな情景が見えてくる。一部の特に大きな企業が予想をゆがませている」と指摘した。

Profit Rebound

Goldman Sachs says any earnings weakness is likely to be short-lived

Source: Bloomberg

  また、ゴールドマンのデービッド・コスティン氏は、仮に業績リセッションが訪れたとしても、短期間にとどまるため、株式上昇相場への脅威にはならないとの見方だ。世界の景気減速やドル高、原油安など現在の弱さの要因が好転して、10-12月(第4四半期)の業績回復を支えると予想している。

原題:Credit Suisse, Goldman Downplay Market Risks From Earnings Slump(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE