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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国債と米株が逆のシグナル、年初来の株価上昇は速過ぎた恐れも

  • 米国債は景気減速を示唆、S&P500種株価指数が上昇
  • 株式強気派には債券からのファンダメンタルな支えない-アナリスト
Monitors display stock market information at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国債利回り低下が景気減速を示唆する一方で、S&P500種株価指数は景気敏感株を中心に買われ1、2月では2010年以来の大幅高となる軌道にある。相反するシグナルは、株価上昇に乗って買い進むべきか保有を減らすべきかと投資家を悩ませる。

  米先物市場は利下げを織り込んでいる。ハト派シグナルをてこにリスク資産が買われ、景気循環株がディフェンシブ銘柄のパフォーマンスを上回った。変動が大きくレバレッジの高い銘柄の人気も再び高まっている。こうした状況は、2018年の調整から一転した株価上昇は速過ぎたのではないかとの懸念を強める。

  ING銀行ウェルスマネジメント部門の投資マネジャー、サイモン・ビアズマ氏は、市場には「大きな期待があるが、経済指標が現在より悪くなればセンチメントは簡単に変わり得る」と話す。

  ネッド・デービス・リサーチのアナリスト、ティム・ヘイズ、アヌープ・ナス両氏はリポートで、株式相場が「景気見通しの実際の改善というより期待によって押し上げられてきた」が、「債券利回りが上昇していないことなど、ファンダメンタルな支えがないことを示す兆候がある」と指摘した。

Bullish stock moves sit awkwardly with bets the Fed will be forced to cut rates
European cyclicals are recovering even as economic data worsen

原題:The Epic Clash Between Bonds and Stocks Is Coming Back(抜粋)

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