コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が小幅上昇、ウォルマート好決算で

更新日時
  • S&P500は12月初め以来の高値、小売株や住宅建設株に買い
  • 米国債はしっかり、米が中国に追加関税賦課するとの懸念根強く
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

19日の米株式相場は小幅上昇。薄商いの中、ウォルマート決算の好調が消費者関連株を押し上げた。米中通商協議の行方を見極める動きとなる中、米国債は上昇した。

  • 米国株は、S&P500が続伸、好決算のウォルマートが高い
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.63%に低下
  • NY原油は5日続伸、サウジからの輸出減や貿易楽観で
  • NY金は続伸、約10カ月ぶり高値-ドル下落で投資妙味増す

  S&P500種株価指数は続伸、12月初め以来の高値となった。ウォルマートが11-1月(第4四半期)として少なくとも10年ぶりの好決算を発表し、小売株全体を押し上げた。米住宅建設業者のセンチメントを測る指数が予想を上回ったことから、住建銘柄も買われた。米中貿易戦争の「休戦」期限である3月1日までに合意できず、追加関税が賦課されるとの懸念が根強く、米国債は堅調となった。

Walmart's strong earnings report lifted consumer staples and the broader S&P 500

  S&P500種株価指数は前週末比0.2%高の2779.76。ダウ工業株30種平均は8.07ドル(0.1%未満)上昇の25891.32ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.63%。

  ニューヨーク原油先物相場は5日続伸。昨年11月以来の高値に達した。サウジアラビアの原油輸出が減少したと伝わり、主要産油国が公約通り減産を実行している証しと受け止められた。さらに米中通商協議のペースが加速しているとの米高官発言を受け、貿易摩擦が世界経済に悪影響を与えるとの懸念が和らいだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は50セント(0.9%)高の1バレル=56.09ドル。3月限は20日が取引最終日となる。一方、ロンドンICEの北海ブレント4月限は5セント下げて66.45ドル。

  ニューヨーク金相場は続伸。約10カ月ぶり高値となった。ドルの下落を受けて、他通貨を保有する投資家にとって金の投資妙味が増した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.7%高の1344.80ドルで終了。

  フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア・ポートフォリオマネジャー、キム・フォレスト氏はブルームバーグテレビジョンで、「動きがかなりあるが、投資家はおおむね中国と、通商協議に目を向けている」とコメント。「3月の期限が迫ってきている。ウォルマートのこの日の説明会で聞かれた通りそれが企業の焦点で、投資家の注目点でもある」と語った。

  米国債は特に午前の取引で中期物の上昇が目立った。5年債と30年債の利回り差が拡大、イールドカーブはスティープ化した。

原題:Stocks Edge Higher on Earnings; Treasuries Rise: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Hold Gains, Curve Steepens; Eurodollars Underpinned
Oil Extends Winning Streak on Saudi Supply Cuts, Trade Optimism
Gold Futures Touch 10-Month High, Copper Advances as Dollar Sags

(第6段落以降を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE