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米クリーブランド連銀総裁:バランスシート縮小の年内終了を支持

  • ブレイナードFRB理事に同調しバランスシート縮小終了日程を示唆
  • メスター総裁、バランスシートを短期の米国債中心に戻すことを支持

クリーブランド連銀のメスター総裁は19日、連邦準備制度のバランスシート縮小の年内終了を支持すると述べ、事前にそれを発表すれば同プログラムを徐々に減速して停止させる必要性がなくなると指摘した。

  メスター総裁はデラウェア州ニューアークで講演後に記者団に対し「早めの発表と段階的縮小の間にはトレードオフがあるだろう。今から行うことを言えば、先行き段階的な縮小の必要性は減る」と語った。

  ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事も先に、バランスシート正常化プロセスの年内終了を支持する考えを示しており、メスター総裁発言もこれに同調する内容。バランスシートは10年にわたり政策ツールの1つとされてきたが、総裁発言はこうした活用法の終了に向けたスケジュールに関する議論の現状をあらためて示唆するものとなった。バランスシートの活用は、金融危機から経済を守る緊急措置として導入され、その規模はピークだった2015年の4兆5000億ドル(約497兆円)から4兆ドル に減少している。

  メスター総裁はまた、バランスシートの構成を米国債中心に戻すことが望ましいとの考えも示し「短期の米国債に傾斜させる」方向性を示したものの、どの程度の短期債になるかはまだ議論の余地があり、当局者は方針を決定していないと付け加えた。

原題:Mester Supports Ending Fed’s Balance-Sheet Unwind This Year(抜粋)

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