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Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

HSBC、1日で約130億円を荒稼ぎ-昨年のトルコ通貨安の際に

  • 昨年夏のリラ取引による特殊な利益を届け出で開示
  • 大規模利益、同行のモデルで予測されていた大きさの2倍以上
The logo for HSBC Holdings Plc is displayed on the bank's headquarters building in Hong Kong.
Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

英銀HSBCホールディングスは昨年のトルコ金融危機の際に、約1億2000万ドル(約133億円)を1日で稼いだ。通貨リラの急落によって利益を挙げた。規制当局への届け出で明らかになった。

  昨年夏のリラ急落は、英バークレイズなどトルコへのエクスポージャーを持つ一部投資銀行のトレーディング収益に打撃をもたらした。一方、HSBCはリラの値下がりで恩恵を受けた。

  通期決算とともに19日公表された届け出によると、「トルコ・リラのスポット相場のボラティリティーを動因とした」大規模な利益は、HSBCの市場リスクモデルで予測されていた大きさの2倍以上だった。同行はこの利益について、昨年の実際の利益と損失に対して同モデルの検証テストを実施した際に発見した3つの特例のうちで最大だったと説明した。

HSBC Win

HSBC、トルコ・リラ取引で1億ドル以上の収益を達成

  HSBCの利益は、昨年のトルコ経済危機時の2週間にドイツ銀行のトレーダーらが稼いだ3500万ドルの数倍に上る。

  米国の制裁や関税の影響で打撃を受ける中、景気過熱も加わり、トルコの金融市場は昨年、混乱に陥った。リラは対ドルで最安値を更新した。

  HSBCの広報担当者はコメントを控えた。

原題:HSBC Made $120 Million in One Day During Turkish Currency Rout(抜粋)

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