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新興国市場の上昇に警戒信号-HSBCとBofAメリルが指摘

  • 新興国市場の上昇は今や行き過ぎ-HSBCとBofAメリル
  • HSBCはタカ派サプライズ、BofAメリルは強気の米指標を警戒

世界で最も人気のある取引に逆風が吹きつつある。新興国市場の上昇は今や行き過ぎだと、HSBCホールディングスとバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチが指摘した。

  米金融当局のタカ派サプライズの可能性があるほか、新興国市場のパフォーマンスが既に伸びきった状態にあるため、マックス・ケトナー氏らHSBCのストラテジストは新興国資産に対して慎重になっている。一方、メリルリンチのストラテジスト、ラルフ・プロイサー氏は、新興国債がポジティブな米経済指標の発表の影響を受けやすくなっていると指摘した。

  ケトナー氏のチームは「ポートフォリオでの新興国市場へのエクスポージャーを今後3カ月で戦術的に縮小する時期に来ているのではないか」と指摘した。

Emerging-market securities become "most crowded" trade for first time on record

  新興国資産は昨年末から回復している。世界の多くの中央銀行がハト派に転じたことや、米中通商協議への楽観的観測が広がったことで、リスク資産が押し上げられた。新興国株の指標であるMSCI新興市場指数は年初来で7%超の値上がり。MSCI新興市場通貨指数は1%余り上昇している。

原題:Warning Signs Flash for HSBC, Merrill in Emerging Market Rally(抜粋)

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