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ギリシャ、銀行の不良債権処理を促進する計画を欧州委に提出-関係者

  • 886億ユーロに上る不良債権がギリシャの銀行の融資能力を抑制
  • 政府はSPVに不良債権を移管するイタリア式モデルを提案

ギリシャ政府は欧州委員会に自国の銀行の不良債権処理を迅速化させる計画を提出した。不良債権に苦しむ銀行セクターの信頼回復を目指す。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  ギリシャの銀行は、同国の金融危機の後遺症である不良債権を886億ユーロ(約11兆円)相当抱えている。不良債権処理で銀行の融資能力は抑制され、経済成長の足かせとなる恐れがある。

  詳細は未公表だとして関係者が匿名を条件に明かしたところによれば、ギリシャ政府案はイタリア式モデルで、不良債権を特別目的会社(SPV)に移管し、SPVが証券化された不良債権を投資家に販売する仕組み。同案では最も安全性の高い部分について政府保証が付く可能性も含まれるという。

  ギリシャの銀行株は年初以降、2%上昇しているが、2018年はバランスシートの早期健全化に疑念が広がり50%下落していた。昨年の欧州中央銀行(ECB)のストレステストはクリアしたものの、不良債権の縮小を当局から迫られている。

Heavy Baggage

Greek banks need to meet ambitous bad-loan reduction targets

Source: Banks' earnings presentations

原題:Greece Said to Seek European Commission Assent for Bank Plan (1)(抜粋)

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