コンテンツにスキップする

欧州議会選:ポピュリスト躍進も2大勢力打破には力不足か-予測

  • 5月の選挙結果に関する予測を欧州議会が初めて公表
  • 2つの中道勢力は議席占有率で後退も1、2位は維持する見通し

5月の欧州議会選挙ではイタリア与党などユーロ懐疑派が支持を伸ばしポピュリストの反主流派が勢力を拡大するものの、2大政治会派を打破するには至らない見通しだ。欧州議会は18日、今回の選挙結果予測を初めて公表した。

  最新予測は欧州連合(EU)の政治に複雑な流れがある状況を映し、経済・社会の幅広い混乱の中でエスタブリッシュメント(既成勢力)が耐久性を保ちながらも難題を抱える姿が示唆される。今回の予測は投票意向の調査に基づくもの。英国は3月下旬にEU離脱予定のため、欧州議会の議席数は705議席となる。

relates to 欧州議会選:ポピュリスト躍進も2大勢力打破には力不足か-予測

クレジット:欧州議会

  次期5年間に法案を可決し共通プロジェクトを推進するには、主流派の会派同士が幅広く連携する必要性を予測結果は示唆した。2つの最大会派を合わせても議席占有率が50%未満にとどまる見通しのためだ。

  議席占有率は中道右派の欧州人民党(EPP)が26%と、現在の29%から低下するものの最大会派にとどまる公算だ。中道左派の欧州社会・進歩連盟は25%から19%に大きく下がるが、2位は維持する見込み。一方、少数派である反エスタブリッシュメント勢力のヨーロッパ国民戦線(ENF)は5%から8%に上昇すると予想される。イタリアのサルビーニ副首相率いる同盟の躍進が寄与するもようだ。

原題:Populists Seen Falling Short of Political Reorder in EU Ballot(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE