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スズキのハンガリー工場、「奴隷法」に抗議する野党勢力の標的に

  • 野党議員はスズキの工場に向かうため議会をボイコット
  • オルバン政権は超過勤務時間の上限を引き上げる法律を強行導入
Automobile Manufacture At Suzuki Motor Corp. Hunagrian Factory
Photographer: Akos Stiller/Bloomberg
Automobile Manufacture At Suzuki Motor Corp. Hunagrian Factory
Photographer: Akos Stiller/Bloomberg

ハンガリーの野党勢力は18日、オルバン政権と同政権が主導したいわゆる「奴隷法」にあらためて抗議の意思を示すため議会出席をボイコットし、スズキが運営する工場に向かうと表明した。

  分裂状態だった野党はこの件をきっかけに結束し、オルバン首相率いる与党フィデス・ハンガリー市民連盟に対する昨年12月の抗議デモにつながった。議会をボイコットした数十人の野党議員は18日、エステルゴム市にあるスズキの工場で労働組合のまとめ役が不当に解雇されたとされる問題に抗議し、一般労働者の状況をはっきりと示す計画だと表明した。

  こうした抗議活動は、政府が超過勤務時間の上限を引き上げる法律を強行導入したことを受けてハンガリーに拠点を構える企業に批判の矛先が向かいつつあるリスクを示している。この法律により、これまでの上限を60%上回る年間400時間までの超過勤務を労働者に求めることが可能になる。

  一方、スズキは受注対応に十分な労働者を確保しているとして、超過勤務時間上限を採用する計画はないと説明している。ニュースサイトのポートフォリオが伝えた。

原題:Suzuki Plant Targeted as Hungarian ‘Slave Law’ Dispute Reignites(抜粋)
Orban Tightens Grip Over Hungarian Courts After Chaotic Vote (1)(抜粋)

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