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Photographer: Tomohiro Ohsumi/

日本株は小幅続伸、根強い米政策期待で陸運など内需堅調-売買低水準

更新日時
  • 20日にFOMC議事録公表控える、米原油先物やLME銅は上昇
  • 米国株休場で売買は盛り上がらず、東証1部売買代金は2兆円割れ
Employees work on the trading floor of the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, on Monday, Dec. 24, 2013. Asian stocks rose, with Japan's Nikkei 225 Stock Average topping 16,000 for the first time since 2007, amid optimism U.S. economic growth is accelerating.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/

19日の東京株式相場は小幅続伸。米国の金融政策に対する根強い期待や海外原油高を受け、陸運や電気・ガスなど内需関連、鉱業など原油関連が上昇。グローバルな通商問題の先行き不透明感から機械など輸出関連の一角は安い。

  • TOPIXの終値は前日比4.56ポイント(0.3%)高の1606.52
  • 日経平均株価は同20円80銭(0.1%)高の2万1302円65銭

  米国時間20日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月開催分)が公表される。日本銀行の黒田東彦総裁はきょうの衆院財務金融委員会で、為替相場で円高が進み経済、物価情勢に影響を与えて2%の物価目標の達成に必要となれば、追加緩和を検討する考えを示した。発言を受けて為替市場では円が対ドルで弱含んだ。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒井誠治投資ストラテジストは「日本株は米国の金融政策の方向転換で米国株がV字回復している状況を横目で見ながらの動き」だと話した。「米国の利上げ打ち止めは中国など新興国経済にもプラスに働く」とし、20日公表のFOMC議事録は「よりハト派的内容となって、マーケットが一喜一憂する場面があるかもしれない」と予想する。

  もっとも、株価指数は前日終値を挟んで推移し上値は重く、米国株休場もあって東証1部売買代金は1兆8571億円と1月28日以来の2兆円割れとなった。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「TOPIXは昨年10-12月半ばまでの中心レンジ1600-1700の下限まで戻してきた。累積売買代金が多いレンジに入り、いったん利益確定売りが出やすい」と述べた。

19日は続伸
  • 東証33業種では石油・石炭製品、鉱業、陸運、電気・ガス、不動産、証券・商品先物取引、保険が上昇
  • ゴム製品、鉄鋼、機械は下落
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