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Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

中国、南部都市と香港・マカオを一体化させる経済圏構想を発表

更新日時
  • 米シリコンバレーに匹敵するハイテクメガロポリスを目指す
  • 世界的な金融・海運・貿易中心地としての香港の役割強化へ
Poole look out at the city's skyline in Hong Kong, China, on Saturday, Feb. 2, 2019. The week-long Lunar New Year holiday, starting Feb. 4, will provide the next litmus test of the resilience of the Chinese shopper. The seven-day period sees hundreds of millions of people travel within the country to see relatives, fly overseas to takevacations - and open their wallets to buy gifts.
Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

中国国務院は18日、香港、マカオを中国南部の都市と結び付け、「グレーター・ベイエリア(大湾区)」を創設する大型経済圏構想を公表した。米シリコンバレーに匹敵するハイテクメガロポリス(巨帯都市)を目指す。

  中国国営の新華社通信がこの日遅く伝えた同構想によれば、政府はこの湾区を世界的な技術革新ハブ(重要拠点)にし、都市間のインフラの接続性を高めるとともに、人民元のオフショア取引拠点であり、また世界的な金融・海運・貿易の中心地としての香港の役割強化を目指す。

  経済圏構想の概要によれば、同構想は資源の自由な流れを阻害してきた社会・法律といった制度の相違という問題を抱えているものの、「香港とマカオの発展に新たな刺激を加える」可能性があるほか、「ワールドクラスの都市群」構築を助けるとしている。

  HSBCホールディングスによると、人口6700万人余りの同地域は世界4位の輸出国・地域として日本をしのぐ見通し。

  しかし同構想の発表を受け、独自の法律・金融・政治制度を維持することを可能にする香港の自律性が一段の統合で損なわれるのではないかとの懸念も一部生じている。

  中国は既に各都市をつなぐインフラプロジェクトに多額の投資をしており、2035年までに経済圏を構築する戦略だ。

Bridging China's Greater Bay Area Cities

Sources: Statistics Bureau of Guangdong Province, Census and Statistics Department Hong Kong, Macau Statistics and Census Bureau

*2017 data is most-recent available

原題:China Unveils Plan to Tie Hong Kong, Macau Closer to Mainland(抜粋)

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