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英情報当局、華為製品の5Gからの全面排除必要ないと結論

  • リスクは管理可能だと国家サイバーセキュリティーセンターが判断
  • まだ決定は下されていない-デジタル省報道官
Huawei Crackdown Exposes Europe as Laggard in Global 5G Race (1)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Huawei Crackdown Exposes Europe as Laggard in Global 5G Race (1)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

英国の国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は、第5世代(5G)移動通信システムに中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の製品を使用することに伴うリスクは管理可能だとの結論に達した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  討議の非公開を理由に同関係者らが匿名で語ったところによれば、NCSCは華為を5Gから全面的に排除する必要はないと判断した。

  米国は華為製品の全面的な禁止を呼び掛けているが、NCSCの結論は英国が華為に対し、よりソフトなアプローチを取る可能性をあらためて示した。英国は傍受情報を共有する「ファイブ・アイズ」を米国とオーストラリア、ニュージーランド、カナダと共に構成するが、今回の結論で他のメンバー国との関係が複雑になる可能性がある。

  NCSCは華為を巡る結論についてコメントを控え、昨年7月の年次報告書で同社について記した懸念をあらためて強調。次回の報告書は近い将来公表されるとした。

  英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこれより先に、英政府が5Gで華為製品を使用することに伴うリスクを軽減できると判断したと関係者を引用して伝えていた。

  英政府の最終的な立場はデジタル・文化・メディア・スポーツ相のジェレミー・ライト氏が決めることになる。同省は5Gに関する政策アプローチを含む通信サプライチェーンの広範囲な監査を実施中で向こう数週間以内に完了する予定。同省報道官は電子メールで、まだ決定は下されていないとコメントした。

原題:U.K. Security Watchdog Said to Conclude No Huawei 5G Ban Needed(抜粋)

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