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Photographer: David Paul Morris/

米住宅ローン担保証券ETF、今年の人気上位に-安全性と利回り提供

  • iシェアーズ・MBS・ETFは年初から30億ドル余り純増
  • 利回りは残存期間1-3年の米国債に連動するETFより高い
Houses stand in this aerial photograph taken above Alameda, California, U.S., on Monday, Oct. 5, 2015. With tech workers flooding San Francisco, one-bedroom apartment rents have climbed to $3,500 a month, more than in any other U.S. city.
Photographer: David Paul Morris/

今年の米上場投資信託 (ETF)市場では、安全性とちょっとした利回りの両方を期待する投資家から支持を受け、住宅ローン担保証券(MBS)のETFが3番目に高い人気を記録している。

  ブルームバーグの集計データによると、米政府機関が発行または保証するMBS関連証券で構成される指数と同水準の投資成果を目指す「iシェアーズ・MBS・ETF(MBB)」(運用資産150億ドル=約1兆6600億円)への資金流入額は年初から30億ドル余りに達した。2月だけで約15億ドルの純増となっており、このままなら月間ベースで2007年の運用開始以来最大の資金流入となる見込み。

  政府機関が発行するモーゲージ債は、米国債より高い利回りを求めて若干高いリスクを取ることには積極的だが、社債並みのリスクは取りたくない投資家にとって格好の投資先だ。米利上げを先送りする金融当局の姿勢もMBSに追い風となっている。

  ウォーラックベス・キャピタルのETF担当ディレクター、モヒット・バジャジ氏は、「iシェアーズ・iBoxx・ハイイールド社債ETF」などは「利回り追求型の投資家にとってより魅力的に見えるだろうが、モーゲージ債は慎重な姿勢でいながらまずまずの利回りが得られる手段だ。安全性と利回りの両方を確保できる」と指摘した。

  MBBの平均利回りは3.3%で、残存期間1-3年の米国債に連動する「iシェアーズ米国国債1-3年ETF」の2.2%を上回っている。

Investors pour cash into largest ETF tracking MBS market

原題:Mortgage ETF Is One of 2019’s Most Popular as Buyers Seek Yield(抜粋)

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