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Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
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ドイツ銀の持ち分6.3%に下げ、今後は全て手放す方向-中国の海航

  • SECへの届け出で判明、2680万株を約453億円で売却
  • 資金繰り難と政府の圧力受け、不動産や保有株など資産売却に動く

ドイツ銀行の株主である中国の海航集団(HNAグループ)が、同行の持ち分をさらに減らした。海航集団はドイツ銀株式の約10%をかつて保有していたが、今後は全て手放す方針であることを事情に詳しい複数の関係者がこれまでに明らかにした。

  米証券取引委員会(SEC)への届け出資料によれば、海航集団のC-クワドラット部門はオプション行使を通じて、ドイツ銀の株式2680万株を3億6340万ユーロ(約453億円)で売却し、持ち分を6.3%に減らした。海航集団はドイツ銀への投資リスクをプットオプションでヘッジしており、売却価格は1株11.45-16.70ユーロと、市場の実勢価格を大きく上回った。15日のフランクフルト市場で、同行の株価は7.752ユーロで終了した。

  海航集団は中国でも最も資産取得に積極的な企業の一つとして知られていたが、資金繰り難に陥り、保有資産の処分を求める中国政府からの圧力にさらされている。同社は昨年以降、不動産や保有株式など200億ドル相当を上回る資産の売却に同意した。

原題:HNA Cuts Deutsche Bank Stake as Chinese Group Plans Exit (1)(抜粋)

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